第10回びぶおふ!真皇杯・中四国予選大会使用PT
334プラスα日振りにオフ会参加しました(1年振り2回目)
126名もの参加者が集まったらしく、広島ってこんなに人いたっけと思いました(粉)
結果は、6勝3敗で予選2位抜けからの決勝トナメ1落ちでベスト32でした。
第6世代以降はレートに潜ったこともないにもかかわらず、実はベスト8という大それた目標を密かに立てていたので残念でした。
前回出場のグロリアに引き続き、決勝トナメで1回も勝てていないのでそろそろ勝ちたいです。
ポケモン | 特性 | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 持ち物 |
---|---|---|---|---|---|---|
霊獣ランドロス | 威嚇 | 地震 | 岩石封じ | 馬鹿力 | 叩き落とす | 拘りスカーフ |
ガブリアス | 鮫肌 | 逆鱗 | 地震 | 身代わり | 剣の舞 | 命の珠 |
パルシェン | スキルリンク | 殻を破る | 氷柱張り | ロックブラスト | 氷の礫 | 白いハーブ |
フシギバナ | 葉緑素(厚い脂肪) | ヘドロ爆弾 | ギガドレイン | 宿木の種 | 眠り粉 | フシギバナイト |
ギルガルド | バトルスイッチ | シャドーボール | ラスターカノン | 影打ち | 寝言 | 拘り眼鏡 |
ロトム水 | 浮遊 | 10万ボルト | ハイドロポンプ | 電磁波 | 守る | ゴツゴツメット |
【概要】
先に書きますが、長いです。
個体の数値のことを見たい方は続きを読むをどうぞ。
3週間くらい前に知人と雑談をしていたときに、「今度身代わり珠ガルドを使おうと思う。」と言ったら、「眼鏡ガルド使って!」とリクエストされたので組んだPT。
ギルガルド→パルシェン→メガフシギバナ→ガブリアス→霊獣ランドロス→ロトム水の順番で構築が決まっていきました。
パルシェンの採用理由は、PGL見たらガブリアスが使用率トップだったので逆鱗ロックして破ってフィニッシュできると思ったからというのと、何となく自分が使いたかったからです。
続いて、パルシェンの弱点である電気(ボルトロスとロトム水を想定)・草(キノガッサと防御特化メガフシギバナを想定)を半減でき、なおかつ物理受けの代表格クレセリア・ポリゴン2・スイクンに有利(スイクンは瞑想を積まれ過ぎたら手遅れだが)で、その他ニンフィアを安定して受けられるメガフシギバナを選択。
ここまでの3体で耐久振りヒードランが重すぎるのでガブリアス、浮いていて威嚇が撒ける個体がほしかったので霊獣ランドロスを採用(ボーマンダ・ギャラドスはボルトロスの電磁波ないし10万ボルトにより仕事をできないまま倒されるリスクが怖かったので回避)。
最後の一枠を受け個体にすることはすぐに思い至ったものの、何にするかで非常に迷いました。
増加が著しいスイクンの水技を潰すことと起点を作ることを目的とする毒々・欠伸ゴツメトリトドン、同じく水技潰しと蓄える・自己再生で持久戦ができステロも撒けるユレイドル、ガブリアス・霊獣ランドロスを見せれば当然出てくるであろうマンムーに後出しして厚い脂肪をトレースでき安定した耐久力を持つポリゴン2、地震無効でスイクンにも優位に立てるロトム水等々、いろいろ考えました。
中でも、ポリゴン2とロトム水については最後まで迷いましたが、最近はバシャーモが増加傾向にあるということだったので、格闘技が等倍ダメージで対面では有利なロトム水の採用に至りました。
スイクンが増加傾向にあることもロトム水の採用を後押しした要因です。
【個別解説】
◆霊獣ランドロス@スカーフ
・性格 陽気
・努力値 H84-A182-B4-C*-D4-S236
・実数値 175-188-111-*-101-155
・備考 A:馬鹿力で209-120メガガルーラに142以上のダメージ(ゴツメダメージ68と合わせて確定)
183-116ガブリアスを地震で確2
B:182ガブリアスの逆鱗を253/256の高乱数2耐え
S:準速ガブリアス抜き
個人的には拘っていないランドロスが強いと思っているのですが、どんな型のメガガルーラにも絶対に先制するためにはスカーフを巻くしかなかったので泣く泣く拘らせました。
スカーフを持たせたことで拘りによる隙を見せやすくなった一方、素早さ無補正の1加速メガバシャーモに先制することができるようになりました。
今回は岩雪崩を搭載していませんが、岩雪崩を搭載すれば幅広く怯ませて劣勢を挽回するチャンスを得られる点、メガバシャーモに先制しうる点等を考慮すると、意地っ張りスカーフランドロスは甘えだと思います。
当初は、ヤチェを持たせてステロを搭載した型を考えていたので、後述するギルガルドはステロダメージを考慮した調整となっています。
◆ガブリアス@命の珠
・性格 陽気
・努力値 H*-A252-B*-C*-D6-S252
・実数値 183-182-115-*-106-169
ヒードラン絶対に許さないマン(後出し降臨時の火傷は運命力で回避する)。
後出しから有利対面を作って身代わりして剣舞積んで暴れます。
身代わりを搭載したことで、氷技以外の攻撃技/ステロ/欠伸/怠けるという技構成のカバルドンであれば気持ち程度安心できます。
また、命の珠を持たせたことで、後出しボーマンダに対して逆鱗でワンチャン掴むことができるようです(1/16の超低乱数1発、急所込なら約12%、返しの攻撃で相手が流星群を選択して来ればさらに10%)。
ヤチェガブも魅力的でしたが、ボルトロス相手にはフシギバナがおり(電磁波威張る自傷は知らん)、何よりこのPTは制圧力に欠け、ガブには削りとしての役割が求められたので火力アップアイテムを持たせました。
予選は珠に助けられた試合が多かったものの、敗退した決勝トナメ初戦はヤチェであれば試合を優位に進めることができていたので、難しいところだと思います。
◆パルシェン@白いハーブ
・性格 陽気
・努力値 H30-A252-B*-C*-D*-S228
・実数値 129-161-200-*-65-119
・備考 S:2段階上昇時、最速スカーフランドロス抜き
せっかく破っても鉢巻ファイアローのブレバで落とされては元も子もないと思い、白いハーブを持たせました(素の状態で補正あり鉢巻ブレバが最大7割弱のダメージ)。
第5世代のように、逆鱗を一度受けてロックして破ってフィニッシュできると思って採用しましたが、鉢巻カイリューの逆鱗と神速が受からず、期待していたほどの活躍はできませんでした。
ガブやメガマンダ環境ならカイリューはいないだろうとたかをくくっていたところはあったとは言え、126人中KP7しかなかったカイリュー入りと2回も当たってしまったのも運が悪かったです(2戦とも負けた)
また、10戦したにもかかわらずファイアローと一度も当たらず、完全に環境を読み違えました。
持ち物、さらにはパルシェンの採用自体、改善の余地が大いにありそうです。
実は、もしツイキャス放送試合まで勝ち上がったらコメ稼ぎに貢献したいと思い、「(i)○〜〜」というNNを見せびらかしたいがために採用を押し通したという事情があったりなかったりします。
当日は4戦くらい選出しましたが、対戦相手は誰もこのNNにツッコミを入れてくれませんでした。
◆フシギバナ@フシギバナイト
・性格 穏やか
・努力値 H252-*-B6-C60-D84-S108
・実数値 187-*-104-128-144-114(→187-*-144-150-166-114)
・備考 C:ギガドレインで183-105ガブリアスを確3
D:178ニンフィアの眼鏡ハイパーボイスを4086/4096で3耐え
S:113調整(凍える風でガブリアス抜き)スイクン抜き
ランドとガブで対処しきれないマンムー・めざ氷ボルトロス等と、パルシェンの弱点を突いてくる相手に対して受け出す、さらにはスイクン・ロトム水・ニンフィアの相手もする、とブラック企業もビックリの酷使っぷり。
性格が図太いではなく穏やかなのは、仮想敵が特殊ポケだからです。
アローに対してはロトムかガルドを投げるつもりでした。
眠り粉はちゃんと当てるし、追加効果で毒にもするし、マヒるみされても大事なところはちゃんと動くしで、カエルみたいな外見とは裏腹にかなりのイケメンでした。
カエルと言えば、吉木りさの脚を開くバナナマン日村の画像がやたら頭に残っていたので、NNは「バナナひむら」にしました、バナだけに。
(左:眠り粉や宿木の種で自由を奪うフシギバナ♂、右:されるがままにされるクレセリア♀)
XY以降私が推しているポケモンだったりします。
ボルトロスやスイクンやマンムー等が増加傾向にある現状であれば、大きな活躍が見込めるでしょう。
◆ギルガルド@拘り眼鏡
・性格 控え目
・努力値 H180-*-*-C212-*-S118
・実数値 158-*-170(70)-116(216)-170(70)-95
・備考 C:シャドーボールで227-150クレセリアをステロダメージ込みで15/16の高乱数1発
S:1段階下降最速ヒードラン抜き
自分が使いたかった珠ガルドを投げ捨ててまで信じた、拘りのある拘りガルド。
前述したとおり、ステロダメージを考慮したC調整になっています。
相手がクレセを出したくなるようランドロス・ガブリアス・パルシェンという脳筋どもをトップ3に持ってきて、ホイホイ出てきたら爽快に一掃しようと目論んでいました。
しかし、会場に向かう電車の中で、私はとある可能性に気づきました。
ギルガルド相手に居座るクレセなんていないし、フシギバナで眠らせて種で吸ってればいずれ昇天させられるではないか、と。
恐らく眼鏡ガルドで相手の交代先に圧力をかけるのは間違ってないと思いますが、使い手が下手くそすぎました。
4戦負けたうちの3戦で選出しており、使い手の力量不足を如実に顕していると思います。
それから、ダブルと違ってシャドボかラスカで拘ったときのケアがシングルでは難しく、窮屈に感じました。
上手く使いこなせなくて残念です。
◆ロトム水@ゴツゴツメット
・性格 図太い
・努力値 H252-A*-B188-C*-D*-S70
・実数値 157-*-166-125-127-115
・備考 S:113調整スイクン抜き抜き
「今の戦力にどういうスパイスを加えれば優勝争いできるだろうか」と悩みに悩んだ結果、ゴツメによるダメージ蓄積が期待でき地震をすかせるロトム水に白羽の矢が立ちました。
これだけで十分ポリゴン2との差別化になっています。
クレセリアは自身の火力がなさすぎるので、Cに振るか瞑想型以外はシングルではあまり好きではありません。
技構成ですが、シングルにもかかわらず、4枠目の技に「守る」を搭載させてスパイスを利かせています。
これはダブルの流用個体では決してなく(マジ)、バシャーモの膝を守るで割り、仮に割り損ねても「守ってくるなら後ろにギルガルドはいないだろ、しめしめ」と思わせて膝を打たせたところにガルドに交代してやはり膝を割らせるという戦法です。
しかし、当日はバシャーモと2度戦いましたが、残念ながらこの戦法が生きることはありませんでした。
むしろ、守る戦法に拘りすぎて勝てる試合を1つ落としたので、策士策に溺れるという感じでした(もう1つには守るを使わずに勝った)。
しかも、対戦終了後の感想戦で相手から「膝を割るのが怖いので最近のバシャーモは馬鹿力が多い」と聞いて、「あんなに必死に対策を考えたあの時間は何だったんだ」と思いました。
鬼火にしていれば予選の負け試合のうちの1つ(策士策に溺れた試合とは別の試合。カイリュー入り。)をものにできて予選1位通過で上がれて、そうすれば決勝トナメはまた違った結果になったかもしれないと思うと後悔しかありません。
【総括】
ガブリアスが強かったです。
真面目にまとめると、「ファイアローやニンフィアが多いだろう」と一部環境を読み違えたことと、眼鏡ギルガルドの使い方を習得できずに当日を迎えたことが失敗だったと思います。
(今オフ会のKP等のデータはこちら。)
予想通りスイクン・バシャーモ・ボルトロスが高いKPを誇った一方、ファイアロー・ニンフィアはトップ10にすらいませんでした。
ファイアローに至ってはジャローダにすら負ける始末で、これは予想できませんでした。
これ以外にも、ベスト4までにヤミラミ・フライゴン・ドータクン・ヌオー・エルフーンが入っているのも、広島が魔境と呼ばれる所以でしょうか。
今オフでは軸として最初期に決めた2体をあまり生かすことができなかったので、もし次に参加する機会があれば、軸を中心にある程度選出パターン固定化できるようなPTを組めるようにしたいです。
(オフ終わった直後の、なかなかうまく立ち回れなかったことにモヤモヤする私の心境です。)
【おまけ】
《選出回数》
ガブリアス ■■■■■■ 6/10
フシギバナ ■■■■■■ 6/10
ロトム水 ■■■■■■ 6/10
ギルガルド ■■■■■ 5/10
パルシェン ■■■■■ 5/10
霊獣ランドロス ■■ 2/10
長文駄文失礼しました。